ガイアフロー シングルモルトウイスキー静岡 ポットスティルK 純日本大麦 初版 700ML【入荷分完売・次回入荷未定・予約注文不可】

ガイアフロー シングルモルトウイスキー静岡 ポットスティルK 純日本大麦 初版 700ML【入荷分完売・次回入荷未定・予約注文不可】
商品コード: 722805N
販売価格: ¥18,150 (税込)
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商品について

製造者
ガイアフローディスティリング
保存方法
冷暗所にて保存してください。
アルコール度数:55.5%
≪静岡発!日本ウイスキーの新たな未来が始まる≫


現時点では販売未詳です。なお、メール・FAX・お電話等でご注文・お問い合わせいただきましてもご用意できかねますので、ご予約は受け付けておりません。

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【国内総販売本数:2,500本 】静岡蒸溜所のファーストリリース「プロローグK」の流れを汲む第2作。
今回は、蒸留機Kのみを使用し、さらに原料の麦芽は国産の大麦麦芽を100%使用しております。

シングルモルトウイスキー
(単一の蒸溜所の原酒のみ)であるだけでなく、単一の初留蒸留機からの
原酒のみで構成。そのため、「シングルウォッシュスティル・ウイスキー」と表記しています。※静岡蒸溜所特有の表現です

<日本大麦100%>
当商品の最大の特徴は、原材料のモルトに日本産大麦麦芽を100%使用していること。静岡蒸溜所では、2016年の操業開始当初より日本産大麦麦芽での仕込みを開始し、毎年継続して使っています。

<蒸留機K>
静岡蒸溜所が初めてリリースしたウイスキー「シングルモルト プロローグK」は、閉鎖した軽井沢蒸溜所から移設した蒸留機「K」で蒸留
された原酒のみを使用しています。

本作もそのスタイルを踏襲し、蒸留機「K」の原酒のみを使用しています。この蒸留機の特徴は、間接式蒸留(蒸留機内のパイプ内をスチームが通ることで加熱)、細く長いラインアーム(蒸留機から冷却装置へつながるパイプ)です。この「K」で初留(一度目の蒸留)を行うことで、軽やかで華やかな原酒が造り出されます。

今回の商品では、日本産大麦の繊細で甘美な味わいを、蒸留機「K」がさらにエレガントに磨き上げています。この味わいは、静岡蒸溜所だけが生み出せる唯一無二のものです。

商品名は、プロローグKの後継であり、単一初留蒸留機からの原酒で造られていることを表すため、「ポットスティルK」としています。そして、日本産大麦麦芽100%使用の「純日本大麦」と、ファースト・エディションを示す「初版」を冠しました。

日本産大麦麦芽での蒸留は全体の生産量の中でもまだ少ないため、今回のリリースは国内販売数量2,500本限定となります。

【ポットスティルK裏話 国産大麦の話】
日本の大麦自給率、ご存じでしょうか?

少し古いデータですが、6年前で約12%。徐々に生産が増えているようですが、決して多くはないですよね。そのうち、昨年の二条大麦の収穫量は約16万トン。二条大麦はウイスキー、ビール、焼酎に使われる大粒の大麦の種類。麦茶や雑穀米などに使われているのは、小粒の六条大麦です。同じ大麦でも、種類が違うんですね。国内で収穫された二条大麦のほとんどは焼酎や味噌に、一部ビールの原料になるそう。残念ながら麦芽になる比率は分かりませんが、かなり少ないはず。さらにウイスキーは蒸留によって凝縮していくので、原材料を大量に必要とします。

必然的に、希少で高価な日本産大麦でウイスキーを造る、とはならないのです。ちなみに。海外産大麦麦芽と比較すると、その価格なんと2-3倍しかし!そんな中でも静岡蒸溜所では、創業当初から少しずつ、日本産大麦麦芽での仕込みを続けてきました。
これまでのリリースにも、日本産麦芽の原酒を使用していますが…「ポットスティルK」は、ようやく完成した日本産大麦100%!
日本人なら、味わってみたいウイスキー。そう思っていただけたら嬉しいです☆

【静岡県産大麦 収穫!】
単に国内というわけではなく、純粋な地元静岡の麦芽を使用した仕込みもしてみたい!そんな想いから始まった静岡産大麦栽培のプロジェクト。今年も焼津で収穫が始まりました♪

静岡市のお隣、焼津市で栽培されているウイスキー用の大麦です。

品種は「ニューサチホゴールデン」。国内での品種改良によって誕生した二条大麦です。収穫後は、製麦(モルティング)の工程を経て、今年の秋以降に使用されます。着実に前進する、100%地元産ウイスキーへの夢。ぜひこの道のりを見守り、成長を楽しみにしていただけたら嬉しいです☆

◆おまけ:豆知識…ならぬ麦知識◆
日本の二条大麦の生産地ベスト3は佐賀、栃木、福岡だそうです(昨年度)。いつの日か、静岡がランクインしますように…*☆*

※「ポットスティルK」は日本産大麦100%であり、静岡産大麦100%ではありません
【静岡蒸溜所 プロローグK 製造工程】
1.モルト粉砕 MALT MILLING
原料の麦芽を粉砕するこの真紅の機械は、粉砕機 = MALT MILL。1989年に英国で作られたビンテージものです。

かつて、歴史ある蒸留所で使用されていましたが、2011年に蒸留所は閉鎖。その後、オークションで売りに出さていたところを、静岡蒸溜所が落札しました。落札後に国内で修繕をし、製造に用いています。

プロローグKでは、日本ウイスキーの名に相応しく、日本産大麦麦芽を50%超使用。そのほかにも、英国産やカナダ産の麦芽を原料とした原酒も使用しています。日本産の大麦麦芽ならではの、繊細でデリケートな味わい。そこに、英国産ピーテッド麦芽が軽やかなピート香を演出し、英国産ピルスナー麦芽やカナダ産ピルスナー麦芽が甘く豊かな香りを添えています。

次の糖化の工程で、含まれているでん粉が、じゅうぶんお湯に溶け出していくよう、砕く粒の大きさを調整します。

2.糖化 MASHING
粉砕された麦芽は、ステンレス製の巨大なタンク、糖化槽 = MASH TUNに、大量のお湯とともに投入されます。お湯は蒸溜所敷地内にある井戸からくみ上げた、仕込み水を加熱したもの。

麦芽の中にはデンプンと、糖化酵素と呼ばれる分解酵素が含まれています。かくはんしてしばらく経つと、糖化酵素がデンプンを分解して、糖分に変え、糖はお湯の中に溶け出して行きます。

この工程を糖化といい、甘い麦のジュースが出来上がります。

この甘い液体を麦汁 = WORTといい、次の工程、アルコール発酵に必要な糖分をここで準備します。

3.発酵 FERMENTATION
甘い麦汁に、酵母(イースト)を投入すると、酵母が、含まれている糖を消化して、アルコールと二酸化炭素に分解します。これをアルコール発酵といいます。こうしてできたアルコールを含む液体のことを、もろみ = WASHと呼びます。

アルコール発酵は大きな木製発酵槽 =WOODEN WASH BACKの中で進行します。最近ではステンレス製の発酵槽が多いのですが、静岡蒸溜所では木槽を使っています。

アルコール発酵が終わったあと、ウイスキーの味わいを高める、乳酸発酵が始まります。これに必要な乳酸菌が、木の発酵槽の中にはたくさん棲息しているのです。

静岡蒸溜所の発酵槽の材料は、一般的なオレゴンパインのほかに、周囲の山から切り出してきた、静岡産の杉が使われています。

地元産の杉に棲む乳酸菌が、風土に根ざした、静岡らしい個性をシングルモルトに与えます。

4.蒸留 DISTILLATION

沸点の低いアルコールは、加熱すると水より早く蒸発します。この時間差を利用して、アルコールを濃縮する工程を、蒸留と呼びます。

ウイスキーの蒸留には蒸留機 = POT STILLと呼ばれる、巨大な銅製の釜を使います。ウイスキーは、他のスピリットなどの蒸留酒と異なり、2回蒸留を行ないます。

その1回目の蒸留に使われる初留蒸溜機は、かつて由緒ある蒸溜所で使用されていたもの。日本で1950年代に製造された年代物の機械です。長年の稼働で経年劣化が顕著でしたが、移設を機に修繕、改良し、日々の製造に使えるように再生しました。

この蒸溜機は、蒸気の間接加熱方式を備え、社内では K という呼び名がついています。ポットスティルKには、この蒸溜機Kで蒸留された原酒のみが使われています。

蒸留で、原酒の味わいを左右する大きな要素として、蒸留機の上に煙突状に伸びるヘッドと呼ばれるパーツと、そこから水平に伸びるくちばし状のラインアームというパーツがあります。

この蒸留機の、長くて細いネックとラインアームは、設計者がフルーティーで、軽やかな味わいを意図したものと想像されます。
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