軽快な飲み口。アツアツ鍋料理の合い間や玉川入門としてオススメ!span>
★6月~9月の間、クール便の御指定【必須】でお願いいたします!
(クール便は、「クール便申込み」ボタンまたは、買い物カゴから購入できます)。
※玉川はたくましく“変化を楽しむ”酒ですので、蔵元様でも常温管理、常温熟成を中心としており、冬季は外気温が低いのでご不在がちでなければ、普通便でもよろしいかと存じますが、こちらは加水してアルコール度数が若干低めの設定された生酒のため、希望ございましたらクール便をご指定下さい。
■限定品■
【季節の玉川/夏酒いろいろ】
祝(無濾過生原酒)はみずみずしくバランスも抜群で、温度帯もオールマイティなお酒なのはご存知の方も多いのですが、玉川のお酒は濃醇なボディが個性なため、冷たく冷やしても夏にはちょっとヘビィに感じてしまうという声も聞こえます。そんな皆様にはもともとボディがしっかりしてるお酒ゆえ無濾過生原酒のマイ加水も提案してきましたが、やっぱり蔵元様にてチューニングしたお酒が飲みたいとのリクエストに応え、蔵元にてあらかじめ夏酒用に加水した「祝」をアイスブレーカーに続く夏酒としてリリース致しました。
今回は2017BYに製造した加水・生酒バージョンを低温で1年瓶熟成させました。低温で1年熟成させたことでジューシーな旨味が膨らみました。そして、16度まで加水をしたことによる軽やかさも兼ね備えた夏にも杯が進む仕上がりとなりました。
夏酒としてのリリースですが、飲み口は軽快でフィニッシュの酸味がキュッとキレる爽快感は冬のアツアツの鍋料理の合間の箸休めにもオススメです。また軽快になっても酒造好適米・祝で醸されたお酒の特長、酸・アミノ酸・甘みの絶妙なバランスは感じられるので、玉川入門編としてもとっつきやすいかと思います。
「祝」は京都府で昔から栽培されている、大粒で軟質の酒米。縁起のいい酒造好適米の名前をそのまま商品名にしました。酸とアミノ酸のバランスが特徴的な甘味のある吟醸酒で、食事を引き立ててくれます。特に和食と合わせると旨さがきわだちます。
【杜氏 フィリップ・ハーパーについて】

現在の木下酒造様の酒造り、玉川の銘柄を語るとき、杜氏フィリップ・ハーパーについて語らなければなりません。
イギリス出身、オックスフォード大学を卒業し、日本の外国語青年招致事業 (JET) によって英語を教えていましたが、日本酒と出会い、梅乃宿酒造で10年働き、2001年に南部杜氏協会の資格試験を受けて合格し、日本酒醸造の監督者である「杜氏」の称号を得ました(杜氏になった最初の外国人かつ当時唯一)。その後、梅乃宿酒造から大門酒造や他の蔵元を経て2008年、木下酒造の杜氏となりました。
そして11代目当主の木下善人社長から、地元で支持されてきた普通酒と大吟醸の味を踏襲する以外については全面的に任され、即座に醸造用乳酸を使用しない「生もと」造り、蔵付きの天然酵母のみを用いる「自然仕込山廃」に着手。これらのお酒に加え「Icebraker」や「TimeMachine」など、氏の長い酒造りの経験と個性が存分に発揮されたのが玉川という日本酒なのです。
なお、ハーパー杜氏ならびに木下酒造はドキュメンタリー映画「
カンパイ、世界が恋する日本酒(2015)」で大きく取り上げられています。
(ウィキペディア抜粋・参照)