玉川 木下酒造有限会社の日本酒 販売店の銘酒市川
銘酒市川は京都の蔵元・木下酒造(有)の日本酒「玉川」の特約販売店
木下善人蔵元社長とフィリップ・ハーパー杜氏が造る自然仕込の酒、熟成酒。唯一無二の酒味をご堪能あれ!
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「玉川」
蔵元 木下善人 |
2019年10月20日(日) 京都府京丹後市久美浜町にある清酒『玉川』醸造元 木下酒造有限会社さまを訪問させていただきました。 |
京都丹後鉄道でかぶと山駅まで行きます。 (豊岡駅にて) 山の中を走ります。 18分でかぶと山駅着。 |
蔵の前の「甲山」の標識 (のどかな場所に蔵はありました) |
「玉川」醸造元 木下酒造様 |
60%精白のアイスブレーカー を仕込んでおります。 仕込み水は山の水を使います。毎日、水温が違うので気を使っているそうです。 ★天井に可動式のロボットアームを設置し、(気が付かれた方はすごい!)洗米をしたお米等重量物をこれで移動させます。見たところ超らくちんこれはすごいです。これによって労働量が相当軽減されます。 |
ここで蒸米を行ないます。 「特にここの作業は丁寧にやっております!」とフィリップ・ハーパー杜氏 |
仕込蔵・もと場 |
仕込蔵の貯蔵タンク タンク一本で1400~1500キロのお米を仕込めます。 |
最新のヤブタ これで1400~1500キロの仕込み分を一回で搾れます。 |
麹室 麹室の杉板は全く”節”のないマサ目(最高のもの)を使っておられます。見る人が見れば、どんな材料を使っているか一目瞭然。 |
左の2本のタンク(1本は写っておりません)に裏の山からの水を入れ、隣の銀色のタンクで濾過をし、右の3本のタンクに移動させ、これを仕込み水等に使用しているそうです。画面に映っているのは営業の木下 光さん(社長のご子息) |
上ノ山蔵内で熟成・出荷を待っております。 |
四角い貯蔵タンク。主に生酒を入れており、1本で1000L貯蔵できるとのことです。この四角いタンクを使うと瓶よりも多くの量を少ないスペースで貯蔵できるとのこと。 |
蔵より少し離れた場所にある 精米所にある精米機。 |
精米の様子。 |
利き酒の様子。 (この日は32酒種類のお酒を利き酒しました) |
第6回玉川会に勢揃いしたお酒たち (圧巻です!) |
第6回玉川会 約70人もの酒販店さんがお見えになられ、盛況でした。 |
【当店銘酒市川と木下酒造「玉川」の出会い】
2019年4月より新たにスタートさせていただくことになりました京都府・京丹後市の
木下酒造さんが醸す『玉川』は、今、知る人のみぞ知る評判の絶品蔵なのです。
銘酒市川では昨年の山形「秀鳳」さん以来1年ぶりの新規の蔵元様となります。
イギリス人のフィリップ・ハーパーさんが杜氏を務めます。
2019年の3月に長年の友人である関西の酒屋さん(すでに玉川を取り扱われている) が、「ウチ(玉川)のお酒を大事に扱ってくれる良い酒屋さんが中部地方にない でしょうかね?」という蔵元様からの相談を受けたのそうです。そこで友人の 酒屋さんが「市川さんならば!」との推薦でその話をいただきました。 弊社のラインナップにはない酒質とその評判、また関西地方には取引の蔵元様が なかった、そして以前からその名を知っていたという理由から今回、新規で やらせていただこう!と決意いたした次第です。 ※以前観たドキュメンタリー映画 『カンパイ、世界が愛した日本酒(2015)』で強烈な印象があり覚えておりました。 3月中旬さっそく橋本営業課長さまがご来店。じっくりお話をさせていただきました。 その一週間後には橋本課長といっしょに蔵のご子息である木下光さんもご来店。 光さんは26歳。私の長男と同じ年で、まるで息子かのような親近感のある好青年。 これからのお付き合いがとても楽しみに感じました。 4月2日、弊社スタッフとともに約15種類のお酒を常温・お燗にてじっくりと試飲し、 一番最初にお取り扱いをさせていただく”エース6酒”を選び出しました。 実に美味しい!いずれも無ろ過生酒です(4/27日現在)。 『玉川』はレギュラーのラインナップはそのほとんどを数か月~数年寝かせてから 出荷する熟成酒がメインです。新酒から熟成酒に姿を変えていくプロセスが『玉川』 の大きな魅力のひとつになっております。 今回は玉川の”エース6酒”の生まれたままの姿、搾ったままの無ろ過生原酒でお届け します。レギュラー商品として存在しないレアものも。 年に一度だけ仕込む商品もあれば、同じタイプで複数の仕込をして「仕込み別」と して数回登場する商品もあります。 ぜひ市川にだまされたと思ってこの「玉川」を飲んでみてください。 日本酒ワールドが広がります!どうぞよろしくお願いいたします。 店主市川祐一郎拝 【杜氏 フィリップ・ハーパーについて】 現在の木下酒造様の酒造り、玉川の銘柄を語るとき、杜氏フィリップ・ハーパーについて語らなければなりません。
イギリス出身、オックスフォード大学を卒業し、日本の外国語青年招致事業 (JET) によって英語を教えていましたが、日本酒と出会い、梅乃宿酒造で10年働き、2001年に南部杜氏協会の資格試験を受けて合格し、日本酒醸造の監督者である「杜氏」の称号を得ました(杜氏になった最初の外国人かつ当時唯一)。その後、梅乃宿酒造から大門酒造や他の蔵元を経て2008年、木下酒造の杜氏となりました。 そして11代目当主の木下善人社長から、地元で支持されてきた普通酒と大吟醸の味を踏襲する以外については全面的に任され、即座に醸造用乳酸を使用しない「生もと」造り、蔵付きの天然酵母のみを用いる「自然仕込山廃」に着手。これらのお酒に加え「Icebraker」や「TimeMachine」など、氏の長い酒造りの経験と個性が存分に発揮されたのが玉川という日本酒なのです。 (ウィキペディア抜粋・参照) 【カンパイ!世界が恋する日本酒】
2016年に公開された、日本酒に魅せられた3人のアウトサイダーを描いたドキュメンタリー映画。この作品の主人公の一人が玉川を醸すフィリップ・ハーパー杜氏です。
杜氏がこの映画のインタビューにて「日本酒を知っている人が見ると面白いところもあると思いますが、どちらかといえば日本酒を今まで考えたことも接したこともない方に見てもらって『オモロイな』と思ってもらって、日本酒に触れるきっかけになることを期待しています」とも語っておりますが、この映画をご覧いただき杜氏と蔵元の物語をご覧いただきましたら、玉川というお酒をより深く楽しんでいただけるかと思います。 (映画.com参照・加筆) |
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■木下酒造・玉川の歴史■ 天保13年(西暦1842年)より約175年にわたって、酒造りを継承する蔵元です。現在は11代目蔵元、木下善人社長が経営しております。 玉川という名前の由来は蔵のすぐ隣に川上谷川という川があり、玉砂利を敷き詰めた感の、清流であったそうです。当時、川や湖を神聖視する習慣もあり、玉(とてもきれいな)のような川というところから、玉川と命名されました。 11代目蔵元と共に48年に亘り木下酒造を支えてくれた中井杜氏亡き後、平成19年からは、イギリス人のフィリップ・ハーパーが杜氏を務めております。 新しい杜氏を迎えるとともに、新生・玉川の象徴として、ひげ文字と呼ばれる書体だった以前の「玉川」を、独創的なロゴに一新しました。日本画家で日展評議員を務める私の義兄、坂根克介氏のデザインによる斬新なロゴは、今では通称「丸玉マーク」として皆様に親しまれております。 ■玉川の酒造り■ 1.変化が面白い酒 時間軸と温度の違いによる味の変化は、日本酒の最大の魅力だと私たちは考えています。 玉川の酒は少し温度を変えて飲むと驚くほど違う表情を見せ、ロック、冷酒、常温から極端な熱燗や燗かん冷ざましまで、さまざまな温度帯で楽しんでいただけます。 温度を変えながら、合わせる料理による味わいの変化もお楽しみください。 2.長持ちする酒 一般に「日本酒はデリケート」と言われていますが、玉川にはあてはまりません。玉川は丈夫な酒。すなわち熟成を楽しめる酒、傷みにくい酒なので、急いで飲む必要はありません。 飲食店などのお得意先からも、「玉川は封を切って最初の1杯より、最後の1杯のほうが美味しい」とのコメントを数多くいただいています。また社内でも、封を切ってから数ヶ月、数年間置いた商品を飲んで「旨い!」と感動することは珍しくありません。 丈夫な酒は、管理の楽な酒でもあるのです 3.食中酒の玉川・旨みの玉川 玉川の味の軸は「旨み」です。飲みごたえのある酒が多いため、バーのように、酒だけを楽しむシチュエーションで喜ばれています。 その一方で、幅広いタイプの料理と相性のよい玉川は、国内外の居酒屋やレストランで食中酒としても好評をいただいています。 玉川が料理の魅力を引き出し、料理が玉川の魅力を引き出す。「この料理にはこの玉川!」という絶妙な組み合わせを発見したときの喜びは格別です。 4.育つ酒 木下酒造では、さまざまな形で熟成に取り組んでいます。 しかし、どんな大古酒であろうと、生まれたときはすべて「無ろか生原酒」。その生まれたままの姿で、玉川の各商品を季節商品の「無ろか生原酒限定品」として、毎年秋から翌春までご案内しています。 また、いわば酒の出発点である無ろか生原酒に「加水」や「火入れ」などの処理を行い、バラエティ豊かな味の方向性を持たせた上で、熟成をかけたものを通年販売しています。 「正しい/正しくない」「完成/未完成」という視点で捉えるのではなく、日本酒が持つ無数の“美味しい”を色々な形で表現し、皆様に楽しんでいただきたいというのが私たちの願いです。 ぜひ、「無ろか生原酒」という出発点から、多彩なバージョンの玉川の変化と成長をお楽しみください。 5.温度による変化が楽しい玉川 玉川の商品の多くは、少し温度を変えると飲んだときの印象が激しく変わります。 燗はもちろん、冷蔵庫から出した酒が常温に戻っていくときの変化や、氷を入れたあと、温度とアルコール度数の移り変わりによる味の変化もとても楽しいものです。 6.玉川の適温は高め 日本酒には商品によって合う温度、合わない温度がある上に、個人の好みもあります。冷やして飲むのがお好みなら、それはそれでもちろん楽しいことです。 しかし玉川の商品に関しては、しっかり冷やすよりも、少し高めの温度で美味しく感じることが多いと私たちは感じています。 日本酒を美味しく飲むための適温は人によって違いますが、玉川の旨さを引き出すには、各温度帯で「標準」とされる温度より高めの温度でお試しいただくことをお勧めします。 |
7.燗の一般論と玉川のお薦め 日本酒の燗について、次のような言葉をよく耳にします。 「日本酒の温度を上げすぎると味が崩れる」 「一度燗をつけた酒は冷めると不味くなる」 「生酒は燗にしてはいけない」 「大吟醸クラスの酒は燗にしてはいけない」 1と2に関して言えば、そういう酒が存在するのは事実ですが、玉川のほとんどの酒はそうではありません。一般的には、熱い燗酒は味が荒く、きつくなるイメージを持っている方が多いようですが、玉川の酒では逆の現象が起こるケースがほとんどです。ぬるめの燗をつけると味が固く、苦味や渋みが目立つ傾向があります。ところが、しっかり温度を上げると逆に優しい旨味が膨らみ、味の輪郭が柔らかくなります。 一般的に「飛び切り燗」の温度は55℃と言われますが、玉川の燗つけマニュアルが存在するなら、この温度は最低ライン、燗の入り口に過ぎません。しっかり熱くし、冷めながら変化する味を楽しむのがお薦めです。燗冷かんざましも、元の常温の酒とはまた違う旨さがあります。 燗の温度も嗜好で決まりますので、正解はありませんが、木下酒造のスタッフが玉川の酒をヌル燗にして飲むことはほとんどありません。 3と4に関しては、生酒と吟醸(特に大吟醸)の酒の中には、冷やさないと味の輪郭がぼやけ、美味しくないものが多くあります。玉川はというと、このタイプの商品でも燗にして楽しんでいるお客様は少なくありません。恐れずに、一度お試しください。 いずれにしても、“正解”はありません。色々な温度帯で遊んでいただき、変化を楽しんでいただければ幸いです ■一期一会~熟成酒へのこだわり~■ 「変化が面白い酒」 玉川は“変化が面白い”酒です。 「日本酒は若いほど美味しい」とよく言われますが、玉川に関して言えば、しぼりたての酒は“出発点”と考えています。 この生まれたての味わいも楽しいので、各商品の「無ろか生原酒」もご提供していますが、時間軸での変化を味わっていただくために、商品の多くは寝かせてから熟成酒として出荷しています。 「たくましい」常温管理・熟成の酒 同じ酒を、異なる温度の環境で保管すると、まったく違う味わいの酒を育てることができます 最近、「低温熟成」「低温流通」というワードをよく耳にしますが、これは「日本酒はデリケート」、そして「変化=劣化」という概念に基づく管理方法です。前述の通り、玉川はたくましく、“変化を楽しむ”酒ですので、常温管理、常温熟成を中心としています。 (低温熟成もジャンルとして面白いという観点から、玉川でも一部商品で行っていますが、「品質保護」のためではありません。あくまでも「スタイル」の一つとして考えています。) 「風土と育つ」 第二の酒造りを経て生まれる熟成の酒味 冷蔵管理で一定の温度にすると、地域や場所がどこであろうと環境条件は同じになります。 木下酒造では常温熟成を行うことにより、京都府京丹後市久美浜町甲山という村の一角の環境に、玉川を育ててもらうことができています。 私たちはその環境で蔵内熟成に力を入れていますが、出荷した段階で商品の熟成が止まるわけではありません。 蔵から離れたあとも、お客様が手元で「第二の酒造り」を行い、マイ玉川を育てていただければ幸いです。 「エコ熟成」 冷蔵管理をしないことで、地球に優しいエコ熟成にもなっています。 醸造年度(Brewery Year)表示 玉川では商品に醸造年度を表示していますが、全商品ではありません。 表に表示がなくても、裏ラベルに表示しているものもありますので、ぜひご確認ください。 同じ商品でも、造った年による違いがあり、熟成期間や熟成環境の違いで生まれる個性と魅力があります。 このことをご理解いただけば、玉川を飲む楽しさがいっそう増すことでしょう。 |
WOWOW「銘酒誕生物語」第8弾に登場!当店がイチオシする静岡地酒「喜久酔」の回(番組の初出は2011年だと思いますが)が2014年1月に再放送されました。作中にも登場した松下米50は年に一度の希少な人気酒。
「遠くへ行きたい第2185回」
(NTV系テレビ放送[2013年12月15])「旅する人 渡辺 徹「富士山で 勝手に文化遺産」―静岡県 富士宮市~静岡市―」にて、当店でも販売中、エイシンフーズさんの「いわし削り」が登場。また、蒲原特産として「イルカのすまし」も紹介されました。
NIKKEIプラス1特集[2013年6月1日]に掲載!料理のプロ50人が選ぶ調味料「味わい深める万能な一本」にて第1位を獲得しました。
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赤字は休業日です(営業時間 9:30~18:30)
下記の5つの方法よりご注文いただけます。
受付時間 9:30~18:30(日曜・祭日休み)
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※沖縄・北海道のご注文とクール120サイズ15kg以上の場合は19,000円以上でも一部ご負担いただきます
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